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コラム「上腕骨外側上顆炎(テニス肘)」について

上腕骨外側上顆炎(テニス肘)について。

◎ペットボトルのキャップ、ちゃんと開けられますか?

タオルを絞ったり、手のひらを下に向けた状態で物を持ち上げるとき、力が入らなかったり、肘の辺りに痛みや違和感があれば、それは「上腕骨外側上顆炎」かもしれません。
上腕骨外側上顆炎(テニス肘)イメージ写真①
◎コラム「上腕骨外側上顆炎(テニス肘)」について

 「上腕骨外側上顆炎」というと難しい名称ですが、テニスのバックハンドストロークで痛みが強く出るので、「テニス肘」とも呼ばれています。
 「肘の骨のところが痛い」と訴える方が多いのですが、痛みの原因は骨ではなくて、使い過ぎなどで硬くなった筋肉です。指や手首を動かすための筋肉(伸筋群)が、上腕骨の外側上顆というところに付いています。疲れて硬くなった筋肉が骨際を引っ張ってしまうことで起こる痛みなのです。
 最初は、指や手首の曲げ伸ばしがしにくくなったり力が入らなかったりする感じですが、放置しておくと、だんだん肘の方に痛みが出てきます。ひどくなると、ちょっとした物を持っても肘に痛みが走るようになり、物を落としてしまったりもします。また、患部が冷えてしまった時にも、重だるい感じの痛みが出ます。
上腕骨外側上顆炎(テニス肘)イメージ写真②
◎岡田接骨院での「上腕骨外側上顆炎(テニス肘)」への施術について

 岡田接骨院では、疲れて硬くなった伸筋群をマッサージでほぐしたりストレッチをしたりして上腕骨外側上顆に掛かるストレスを減らしていきます。また、テーピングで痛みを軽減させる方法もあります。

 手は、仕事や家事など日常生活の中で最も動いているところで、なかなか安静にしてあげることができません。ですから「上腕骨外側上顆炎」は、こじれてしまうとなかなか治りません。手や肘に違和感があったら、早めに処置することが大切です。
上腕骨外側上顆炎(テニス肘)イメージ写真③