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コラム「梨状筋症候群(坐骨神経痛)」について

公開日2022年10月29日

梨状筋症候群(坐骨神経痛)について。

◎コラム「梨状筋症候群(坐骨神経痛)」について

 坐骨神経痛とは坐骨神経の支配領域でおこる放散痛のことで、腰部の椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、すべり症、梨状筋症候群などが原因になります。
ここでは発症頻度の高い梨状筋症候群について取り上げたいと思います。
梨状筋症候群(坐骨神経痛)イメージ写真①
◎「梨状筋症候群(坐骨神経痛)」の発症原因

梨状筋症候群とは緊張した梨状筋が坐骨神経を圧迫することでおこる坐骨神経痛のことです。
梨状筋は臀部の深層にあり骨盤から大腿骨に付く筋肉で、その下を坐骨神経が通っています。梨状筋には股関節を外旋させる働きや、歩行時の股関節にかかる衝撃を吸収する働きがあります。
スポーツなどでの股関節の使いすぎや、長距離の歩行、座りっぱなしによる臀部の圧迫などで梨状筋が緊張すると、それが坐骨神経を圧迫してしまい坐骨神経痛を発症します。
痛みの範囲は、臀部、大腿部後面から外側、膝の外側に広がり、足先にまで放散することもあります。
梨状筋症候群(坐骨神経痛)イメージ写真②
◎「梨状筋症候群(坐骨神経痛)」の処置方法

 一般的には保存療法で梨状筋の緊張を抑制していきますが、難治なものには梨状筋切除術などが行われます。

 岡田接骨院では主に手技とストレッチで梨状筋にアプローチし、梨状筋の緊張を緩和さていきます。施術には痛みも伴いますが、一度の施術でほとんどの患者様に症状の変化を感じていただけています。
梨状筋症候群(坐骨神経痛)イメージ写真③