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コラム「腱鞘炎① ドゥ・ケルバン病(狭窄性腱鞘炎)」

公開日2019年7月8日

腱鞘炎:ドゥ・ケルバン病(狭窄性腱鞘炎)について。

◎「腱鞘炎」とは?

 腱鞘炎とは、手の繰り返しの使用による機械的刺激などで腱鞘に炎症が生じた状態のことをいいます。
腱鞘は腱の摩擦を軽減するための構造で、滑液鞘(滑膜性腱鞘)と線維鞘(靭帯性腱鞘)からなります。
 炎症部位には腫脹や疼痛、運動制限がみられます。好発部位は、手首の親指側と手のひらの指のつけ根の辺りで、それぞれドゥ・ケルバン病(狭窄性腱鞘炎)とばね指(弾発指)という病名がついています。
 今回のコラムはまずドゥ・ケルバン病(狭窄性腱鞘炎)について解説していきたいと思います。
腱鞘炎イメージ写真①
◎「ドゥ・ケルバン病(狭窄性腱鞘炎)」について

 中年女性や妊娠・出産時期の方に多くみられる腱鞘炎です。手指の使い過ぎにより親指の付け根から手首にかけて痛みが出ます。圧痛があり腫れや発赤がみられることもあります。
親指を握り込んで手首を小指側に曲げようとすると痛みが増強されます。(アイヒホップテスト)
また、手首を手のひら側にいっぱいに曲げた状態で親指を伸ばそうとしても痛みが増強します。(岩原・野末テスト)
 前腕部に短母指伸筋と長母指外転筋という筋肉があり、そこから伸びた腱が手首の親指側を通っています。この腱は横ずれしないように手首の辺りで靭帯性腱鞘によって囲まれています。手指の使い過ぎが原因でこの部分に炎症が起きたものをドゥ・ケルバン病(狭窄性腱鞘炎)といいます。
 また、更年期や妊娠・出産時の「むくみ」や女性ホルモンの関与も発症の原因と考えられています。
 できるだけ手指を使わないで安静にするのが一番ですが、日常生活や仕事などを考えるととても困難です。患部をサポーターなどで固定して安静を保つ方法もありますが、水仕事などを考えるとあまり実用的でないのが実情です。
ドゥ・ケルバン病イメージ写真①
◎岡田接骨院での「ドゥ・ケルバン病」への施術について

 岡田接骨院では、手技やテーピングで短母指伸筋や長母指外転筋などの緊張を緩め、むくみを取ることで患部にかかる負担を減らし、症状を緩和させていきます。
 また、イーポレーション・PRとイーピーエッセンスCSAを組み合わせた施術も良好な結果を出しています。
ドゥ・ケルバン病イメージ写真②