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コラム「収縮状態のぎっくり腰(急性腰痛)」について

収縮状態のぎっくり腰(急性腰痛)について。

◎コラム「収縮状態のぎっくり腰(急性腰痛)」について

 ぎっくり腰になった時、冷やしたらいいのか、温めたらいいのかを迷われる方が多いと思います。
どちらも間違ってはいないのですが、症状によって使い分けることが重要です。
 今回は前回の冷却処置を推奨する“肉離れ状態”になるぎっくり腰に引き続き、今回は温める処置を推奨する“収縮状態”のものについて説明します。
収縮状態のぎっくり腰(急性腰痛)イメージ写真①
◎「収縮状態のぎっくり腰」の原因と処置

 椅子に座っていて立ち上がろうとした時や、朝布団から体を起こそうとした時に、腰が痛くて動けなくなってしまうことがあります。
体を大きく動かしたわけでもないのに、突然激しい痛みが走ります。
痛みは腰とお尻の間の仙骨と呼ばれる骨の所に感じますが、触っても圧痛はほとんどありません。
立ち上がる瞬間や体を起こす瞬間は激痛ですが、立ち上がったり体を起こしたりしてしまうと痛みはいくらか和らぎます。
これは座っている間や寝ている間に骨盤周りの筋肉が収縮して硬くなっているので、骨盤を大きく動かした瞬間に鋭い痛みが走るのです。
そして、完全に立ち上がり体の起きた状態になると骨盤の動きが小さくなるため、腰の痛みが和らぐのです。
 骨盤周りの筋肉の収縮状態が痛みの原因なのですが、特に骨盤の前の筋肉(腸骨筋や大腰筋)の収縮が強くなると、骨盤が前かがみになりまっすぐに立てなくなってしまいます。
収縮状態のぎっくり腰(急性腰痛)イメージ写真②
◎「収縮状態のぎっくり腰」の処置方法

 骨盤周りの筋肉の収縮状態が原因の腰痛は炎症性のものではないので、冷やす必要はありません。
温めて筋肉の血行を良くし、筋肉を柔らかくしてあげることが大切です。
また、安静もおすすめできません。
このタイプの腰痛は、瞬間的な痛みはきついですが痛くても動く事が可能で、逆に動いている時の方が痛みは和らぎます。
これは動くことで筋肉の血行が良くなり、筋肉が緩んでくるからです。
動き過ぎはよくありませんが、じっとしているほうがもっとよくありませんので適度に体を動かしましょう。
また、マッサージやストレッチで筋肉を緩めることで早い回復が見込めます。

 収縮状態のぎっくり腰になってしまったり、また、冷やしたら良いぎっくり腰か温めたら良いぎっくり腰かの判断がつかない場合なども、決して無理をせず当院へご来院ください。

※腰が伸びない腰痛についてはコチラをご覧ください。
収縮状態のぎっくり腰(急性腰痛)イメージ写真③